主夫の暇つぶし


231201-04 香港旅行2日目

前回に引き続き香港旅行の備忘録

2日目

旅行の芯と成る2-3日目は現地の友達と合流し観光地を案内してもらった。 2日目のコースは黄大仙->九龍城広場->女人街->sky100

黄大仙駅から目と鼻の先に黄大仙と黄大仙中心があるため、お参りしてすぐにご飯やにアクセスできるのが良い。

駅を出ると前から物乞いのような輩が駆け寄って来て線香などのお参りグッズを売りつけてくる。前に中国行ったときは物乞いをほとんど見なかったのだが、香港の街中では片端がよく物乞いしている。無視して進むと冥銭や線香などを売っている屋台が出てくる。 (中国は昔は多かったと聞くので規制でもされてどこかに鳴りを潜めているのだろう)

線香を購入し寺院ヘ向かう。寺院手前に資料館のようなものがあって入って行けと手招きされたため見学していった。資料館の入り口はLEDディスプレイで映像が流れており金があるのがよくわかる。最近できたみたいで外も中もきれいな上にハイテク。展示ケースがタッチパネル様になっており、展示品の説明をケースに表示できたり、言語を変換できたりする。クッソ便利。日本も見習ってほしいものだ。

黄大仙自体は割とこじんまりとしたお寺 門の前に十二支の像があり門をくぐると本殿(?)がある。 本殿の前にはお祈りスペースが有り各々が供物を捧げながらお祈りをしている。フルーツなどを持ってきている人が主だが、豪勢に豚の丸焼きを備える方もいた。

お参りは線香に火をつけ、線香を掲げお辞儀を3回する。線香は9本綴で、一箇所に3本ずつお供えする。とのこと。 台湾で親切な現地人が教えてくれたとお作法はほぼ同じ、台湾でやったときは神様が複数箇所に隠れていたから探しながらお線香を上げていった。

すごい人気で参拝者の本気度が高そうだったため後で調べたら「有求必應(求めれば必ず願いが叶う)」な寺とのこと。なにそれやばい。そりゃ本気で参る価値がある。5000兆円お願いしておけばよかった。

寺院の中には幾つかお参りできる箇所が有る。縁結びスポットみたいなんもあって赤い紐をふしぎな手付きで結ぶと叶うみたいなことが書いてあった。手付きは割と難解。

お参りの後は裏の庭園を眺め10時くらいになったためセンターに朝食へ。今回はITAMOMOというおしゃれカフェに入った。ペリエの蓋に穴を開けて胡椒と塩の容器にしているのがオシャレポイント。ちょっとよくわからない感性ですね。 朝食は練乳入ピーナッツバタートーストと茶餐廳定番の鴛鴦奶茶を選択(ITAMOMOは茶餐廳というよりオシャレカフェなのだが)トーストも鴛鴦奶茶も甘すぎず適度で美味しい。ピーナッツバターの塩気が程よくまた食べたい味。 友達はマカロニスープを選択。ホントは定番のマカロニも気になっていたのだがさして美味しくなさそうだったので今回の旅行では食べる機会あらず。

朝食を食べ次に向かったのは九龍城寨。黄大仙からだと歩いていける。 公園になっていて砦の時代、日本の占領時代、スラム時代といった歴史の説明や当時の写真の展示がされている。

写真の他に当時の建物のミニチュアが有るが、模型だけでは密集している感じは余り感じられない。今も似たようなもんでは?と思ってしまう笑

模型の横に砦時代の頃に作られた門の石看板と土台が現物で残っている。地元のおじちゃんがなんか英語でいろいろ説明してくれた。これが門の後で今ある公園の縁は昔より広くなっていることや。下水跡があることなど。いつの時代の下水跡なんだろうと思いながら聞いていた。どう考えてもスラム時代の排水処理には間に合わんレベルの下水道だったので。

おじいちゃんの説明がなくとも説明文が英語で書いてあるからなんとなくわかる。 ずっと行ってみたいと思っていた場所ではあるが展示物の量があまりないためあっさりと観光が終わる場所だった。

九龍城寨付近を散歩してバスで女人街に向かう。九龍付近はタイ人街になっており、そっちの言葉の店舗がたくさんある。香港は色んな所にいろいろな国のコミュニティがある様子。廟街付近はインド系のコミュニティがあるようでカレーなどのお店が多かった。いろんなアジアの国のコミュニティが近くにあって羨ましい。この手のコミュニティ付近は飯が美味しく住みよいと相場が決まっている。日本ももう少しコミュニティ増えればよいのにね。 バスはたくさん走っているし、たくさんバス停がある。いつ来るのかよくわからない。適当に待っていれば来るので気長にまつ。

初のダブルデッカーバス。縦長でアンバランスな形している。人はたくさん運べるはず。そんなバスがたくさん走っているにもかかわらず、常に人がたくさん。調べてみたら東京都で最も人口密度が高い豊島区の2.1万 人/㎢、より高い2.5万人 /㎢らしい。でも駅は間違いなく新宿のほうが混んでいるからふしぎ。

バスでモンコックの方へ行き女人街へ。まぁ知っていたけど特に必要なものはない。 未だにハンドスピナー売ってるんだぁってくらいの感想笑 この手のマーケットは服を現地調達する旅行では便利だが、今回は着替え持ってきてるからね。

どちらかというと野菜や果物売っている屋台のほうが気になる。スーパーにはほとんど売ってないけど外の店だとマンゴスチンを売ってる。食べたいが2日目に腹やられると死なので一旦パス。適当にブラブラして良さげな飯屋に。お昼は燒味飯。3つの肉を選べたので脆皮、燒鴨、叉燒を選択。1日目と違い叉燒はあまり甘くない。鴨はいつもどおりムチっとした食感で美味しい。脆皮はなにかわからず頼んだんだけど脆いということでクリスピー、皮をパリパリにした塩系の豚が出てきた。食感も味も程よい。肉もうまいのだが一緒に出てきた青菜が絶妙。良い歯ごたえと野菜自体の味が濃くて燒味によく合う。芥蘭(chinese kale)という野菜だが初めて食べた。苦味は少なくケール感はない。アブラナ科だがチンゲンサイ、小松菜より味が濃い。日本でも売って欲しい。

腹も膨れたところで九龍駅へ向かいモールをフラフラして夕暮れが近くなってきたのでsky100の展望へ。いくらかは覚えていないがチケットが思いの外高い。香港に住んでる人は半額くらいで観光客は高いって仕組み。観光客から毟るスタイル好きだよ。

展望階はカフェとお土産屋が併設。100階より上の階はホテルでロビーに人がいるのがちらっと見える。日没が17時30分くらいで水平線でなく山の向こうに日が沈んでいく。暗くなると徐々に街の電飾に明かりが灯りギラギラな街が仕上がっていく。そのうちゲーミングフェリーなどが現れる。

のんびりして足も休まったので。電車で香港へ移動し添好運で夕飯。日比谷にもある店だが日本はいっつも激混み。テイクアウト利用しかしたことなかったので初店内。時間もあるのか1,2組待ちのみですんなり入れた。

味は日比谷と大差ない。でも本国でしか得られない空気があるよね。俺の舌はあやふやなので人と店舗で味が変化しちゃうから。腸粉も粽も焼売も美味しく良い時間を過ごせました。 ちなみに香港ではないが鼎泰豊は本国と日本で少し違う気がする。あと南翔は東京のほうが美味しいって聞いたことある。東京の店舗はいったことないから自分は評価できないが。

ここで案内の友達と別れて、フェリーで九龍半島へ戻る。少し食べたりなかったからテンプルストリートをフラフラ。遅いのもあって人もまばら。適当に店に入ったら悪質ではないがちょっぴりボッタクリな店を当てた。観光地あるある。速攻気づいたからほぼ被害なし。この味でこの値段は2回目は絶対ないって感じ。ここらへんで飯食うならもう少し早く来たほうがよい。10時すぎると暗がりも増えるし、インド系の店が多いのもあるんだろうけど人種の構成比も少し変わる気がする。

ホテル変える途中に現地スーパーwelcomeによって簡単なお土産を物色しホテルへ帰り2日目終了。

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